【家電製品】トレー開閉機構、モーターを使用したメカ設計試作

DCモーターを活用した開閉機構試作事例

蓄積した設計ノウハウを活用し、小型トレー開閉メカニズムを試作

DCモーターを使用した、小型・静音・安価なトレー開閉メカニズムの試作を行いました。
ご依頼の内容に合わせて、トレー及び前面扉が約2.5秒で開閉する試作品を作成し、納品させていただきました。

ウォームギアを用いた高減速設計で省スペースを実現

ウォームギアを用いた高減速・省スペース設計を行いました。設計後、手配した部材を組み立てた試作品は、一発で完全動作させることができました。ご依頼を受けて、このようなメカニズムの設計、駆動回路設計、試作も行っています。

蓄積した技術を用いた、静音化設計

ウォームギアやハスバギアを使い、かみ合い率を増やすことでギアの静音化を達成しました。またモーター軸に与圧を加えることで、モーター軸のクリアランス音を抑制させました。

高温・低温領域もカバーした設計

設計では、使用環境に配慮した設計を行う必要もあります。
今回は量産設計まで見越しておりましたので、高温・低温領域でも問題なく動作するよう設計を行いました。

高低温でのモータートルク変化や、駆動系の伝達ロス変化を考慮

例えば高温環境下では、モーターの磁力の強さは下がり、トルクは弱くなります。また、温度により摩擦係数が変化し、伝達ロスも変化します。このような温度によるトルクや伝達ロスを考慮したトルク設定を行いました。

樹脂物性も考慮したギア強度計算

樹脂物性も温度により強度が変わってきますので、強度計算し形状を決定しました。

いなば

メカ設計はお任せください。

よかったらシェアしてね!